大東楽器出身者インタビュー「河島利香さん」
河島利香 プロフィール
2歳児、3歳児コース、幼児科を経て、ジュニア専門コースとピアノ個人レッスンを森洋子氏(大東楽器システム講師)に師事。大阪府立夕陽丘高等学校を経て、大阪音楽大学ピアノ演奏家特別コースを首席で卒業。第89回東京読売新人演奏会に出演。PTNAピアノコンペティション全国決勝大会にて、A1級・F級・G級入選、B級ベスト賞。第62回、67回全日本学生ピアノコンクール大阪大会入選。第19回、20回、22回大東楽器ピアノフェスティバル本選会グランプリ受賞。第18回、20回、22回、24回、27回ヤマハヤングピアニストコンサートファイナル推薦演奏会出演。第30回日本ピアノ教育連盟本選優秀賞。第1回豊中音楽コンクール大学・一般の部、ピアノ部門第1位。第29回宝塚ベガ音楽コンクール ピアノ部門第1位、併せて兵庫県知事賞を受賞。これまでに森洋子、佐藤美香、稲田節子、賀來満智子、芹澤佳司の各氏、現在給付奨学金を受けて、大阪音楽大学大学院 音楽研究科 器楽専攻 ピアノ研究室1年生。大学院にて芹澤文美、仲道郁代に師事。
大東楽器で習って良かったこと
グループレッスンで友達と一緒に基礎を学びながら楽しくアンサンブルを経験できたことです。コンクール前には弾き合い会などをして、本番前のリハーサルをして下さいました。広い会場で大きなピアノが弾けることとドレスが着られることが嬉しかったです。何よりも素晴らしい先生方に出会えたことが大東楽器で習って良かったことです。
今習っている人たちに伝えたいこと
ピアノをする上で1番大切なことは想像力だと考えます。ピアノを長時間すれば良いというわけではなく、普段生活している中で得ることができるものが沢山あると思います。なので私は本番でピアノを弾くとき、聴衆に楽しんで聴いていただきたいので、まず自分が楽しんで弾けるようになるまで、曲のキャラクターやストーリーを想像しながら練習に向かっています。今ある環境を利用して、色々な角度から音楽を研究し、音楽を楽しんで下さい。
今の生活について
大学に入ってから憧れの先生にレッスンして頂き、毎日が充実しています。大阪音楽大学は箏、三味線など和楽器やチェロなどの授業を選択することができ、演奏家特別コースに入ってからは室内楽やドイツリートなどソロとは違う弾き方などを学びました。同じ志を持つ友人たちと本番前に弾き合い会を開催し、良い点・悪い点をアドバイスすることで仲間同士でも高め合うことができました。また同学年とコンサートをすることがあります。恵まれた環境に感謝し、日々精進していきたいと思います。