大東楽器出身者インタビュー「宮内智香さん」
宮内智香 プロフィール
4歳より大東楽器音楽院にてヤマハ音楽教室幼児科コースに入会。その後、ジュニア科を経てジュニア専門ハイクラスコースに進級し、グループレッスンと共に個人レッスンを始め、小学2年生より大東楽器枚方センターにて、山本雅子に師事。中学1年生で大東楽器音楽院でソルフェージュレッスンを始め、後藤由美子に師事。また、同時期に特別レッスンも始め、延時幸子に師事。
大東楽器で習って良かった事
音楽は社会において必要な力を身につけられる、1つの大切な要素です。音楽に幼い頃から触れ合うことで、コミュニケーション能力や想像力、集中力など多くの力を培うことができ、それらは様々な場面で誰しもが必要とされることです。例えば、面接官や教員との会話、企画を考えるとき、人前でプレゼンテーションをするときなど、多くの場面でヤマハ音楽教室に通っていて良かったと感じることがありました。また、音楽は新たな人脈を築き上げることができる要素でもあります。クラシック音楽に限らず、ポップスや雅楽など様々な音楽に触れ合うことで、自分の人生で思いもしなかった人との出会いがあります。
今習っている人たちに伝えたいこと
音楽の楽しみ方は人それぞれです。「音を楽しむ」と書いて音楽なのですから、音を楽しめるのであれば、どんな形でもいいので音楽と触れ合い続けることが大切です。音楽は、同じ曲を同じ講師に習い演奏しても、個人個人で奏でる音色が同じにならないことと同様に、誰かと全く同じ将来を歩くことは不可能で、自分にしかない道を自分自身で見つけられる手助けをしてくれると思います。
現在の生活について
兵庫県立大学環境人間学部環境人間学科に在学し、人間学と建築学について学んでいます。技術だけでなく、世界の環境や文化などの幅広い知識を得ることで、自分にしかできない設計ができるようになりたいと考えています。光、熱、音などの住環境学についても深く学び、人間が暮らしやすい住宅、人間が心地よい響きだと感じることのできる音楽ホール、人間が使いやすいと感じる公共施設などの設計、プロジェクトの提案ができる建築家を目指しています。いつの日か、オペラハウスのように歴史に残る建築に携われる建築家になれるよう日々精進し続けています。