「ピアノの本」290号に大東楽器が大阪大学レーザー科学研究所に納品したヤマハグランドピアノC3X-ENPROの事が記事で紹介されました

ピアノの本記事内容

大阪大学レーザー科学研究所
「ディスクラビア導入で華やかでアートなエントランスに!」

世界有数の大型レーザー装置を有する研究機関、大阪大学レーザー科学研究所。
同所を構成する超大型レーザー実験棟(E棟)のエントランスがリニューアルされたことに伴い、玄関付近にヤマハC3X-ENPROが導入されました。
2024年12月25日に行われた「E棟玄関改修記念式典」ではピアノのお披露目が行われ、同所を訪れた研究者や関係者で大いに賑わいました。

2024年12月に大阪府吹田市にある大阪大学レーザー科学研究所E棟エントランスに設置されたヤマハC3XENPROは、大阪大学レーザー科学研究所とかねてより深いつながりのある企業から支援を受けて導入されたもの。

自動演奏機能でBGMをかけたり、行き交う人々が自由に演奏できるようにしたりすることで、その場をアートで華やかに彩るべく設置されました。

「E棟玄関改修記念式典」では、ヤマハピアノデモンストレーターでありピアニストの朝倉麻里子さんが登場し、ヤマハC3X-ENPROでの演奏を披露。
自動演奏と朝倉さん自身の演奏によるセッションで聴衆の目と耳を引きます。

また、ショパンの《子犬のワルツ》を自動演奏で流しながら、ピアノと接続しているタブレットを用いて自在に音量やテンポを調整してみせるなど、ディスクラビアならではの楽しみ方や活用方法もアピールしました。

また式典後半では、同所関係者有志によるヴァイオリン3人とピアノのアンサンブルグループが登場し、「音楽の夕べ-TheFusion-」を開催。
その場に集う人々が音楽を楽しみ、これからエントランスホールが音楽にあふれる場になることを想像させる時間となりました。

同研究所・所長室秘書の長畑奈津子さんは、「国内外から多くの研究者が訪れるため、皆さんが自由に演奏できる環境を整え、活気ある交流を促すことで、世界中からさらに人や知見が集まり、新たな技術や成果が生まれる場にしたい」と意気込みを語ってくれました。

<レーザー科学研究所所長 兒玉了祐氏コメント>
このエントランスでは、サイエンスとアートの融合を目指します。
どちらも創造力が必要であり、かつては一体的に扱われていたはずですが、産業革命を機に分離するようになってしまいました。この2つは本質的にはつながっているのだということを思い返せるような場にしたいです。

 

*大阪大学レーザー科学研究所様のホームページにもこの件が紹介されています。
https://www.ile.osaka-u.ac.jp/ja/2025/04/15/post-13378/index.html